季節の野菜を見つけるとついつい手に取ってしまいます。今朝は市場には美味しそうな蕗が並んでいたので迷わず購入。
蕗といえば煮物…もちろん煮物も美味しいですが、今日は蕗を大蒜香るピリ辛オリーブオイルでペペノンチーノに仕立ててみました。
蕗は灰汁が強く、灰汁抜きの下処理は欠かせませんが、灰汁抜きをきちんとすることで何とも色鮮やかな美しい緑色の蕗を楽しむことができます。
和食のイメージの強い蕗ですが、オリーブオイルで炒めることでワインによく合う一皿に変身します。
目次
蕗のペペロンチーノ
材料(2人分)
- 蕗 1束
- 重曹 小1
- EXオリーブオイル
- 大蒜 1片
- 鷹の爪 1本
- 塩
- 胡椒
作り方
(1)蕗の灰汁抜きをする。(重曹を入れたお湯で3分ほど茹でる)
(2)茹でた蕗を冷水に晒しながら皮を剥く。
(3)フライパンにオリーブオイル、大蒜、鷹の爪を入れ、香ばしい香りが出てきたら一度大蒜と鷹の爪を取り出しておく。
(4)(3)にカットした蕗を入れ炒める。
(5)塩、胡椒で味を整える。
(6)取り出した大蒜と鷹の爪を戻し、お皿に盛りつけ完成。
まとめ
春の味覚の蕗ですが今日は香ばしい大蒜とピリ辛オイルでペペロンチーノに仕上げてみました。
灰汁の強い野菜は下処理が大変なイメージですが、家で食べる分には多少灰汁が残っていて色が黒っぽくなってもOK。
重曹を使えば灰汁抜きも短時間に簡単に行えますので、気軽に作ってみてください。
鮮やかなグリーンと蕗の香りが春の訪れを感じさせてくれる季節の一皿。
ご飯が進む甘辛の蕗の煮物や佃煮も美味しいですが、視点を変えてオリーブオイルで炒めることで白ワインにもよく合う洋風のメニューに大変身。
季節を感じられる食べ物は”自然の中で生きている”というシンプルなことを日常の暮らしで思い出させてくれる大切な営みですね。
皆さんもぜひ季節の恵みを味わってみてくださいね。
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